業務用食器で感じる、和食器のマナーと魅力
和食器には和食独特のマナーがある
業務用食器としていろいろな食器をそろえる場合、時にはネックになるのが食器の使い方に関するマナーです。
近頃は和食器・洋食器の使い方もフレキシブルになってきていて、料理のジャンルやテイストを問わず、いろいろな食器が使われるシーンが増えています。
和食器が洋食に合わせられることもありますし、そもそも料理そのものに関して、和洋の境界がこれまで以上に曖昧になってきている部分もありますよね。
洋風の食材を和食に使ったり、和風の食材や調理法を洋食に取り入れたりと、垣根が取り払われ新しいおいしさが追求されています。
そうなると当然食器の使われ方も変わってきますが、和食器と洋食器では使い方のマナーが違う部分がいくつもあります。
ビジュアルの面では和食器を取り入れてみたいと考えているお店でも、和食器に特有のマナーなどがネックとなって導入するか決めかねている、というところもあるかもしれません。
ですが、こうした和食に特有のマナーや作法が、和食器のデザインや使いやすさにも関わっています。
有田焼などをはじめとする和食器の使い方を知ることで、その魅力についてより深く考えてみましょう。
■箸の文化にも関係する和食器の使い方
和食器の使い方に大きく関係してくるのが、器を「持つ」という習慣とお箸を使うという文化です。
洋食では、基本的にお皿はテーブルに置いたままで料理を食べます。
一方和風の食卓では、ごはんの入った茶碗や汁物が入ったお椀などは、手に持って使うのが普通。
おかずのお皿などを持ち上げることこそないものの、一部の食器については持ち上げることが前提となっているため、形やサイズ、重さなどの面でいろいろと気が配られています。
箸を使って食事をすることも、和食器がひとつひとつこだわって作られている理由のひとつ。
スプーンを使ってスープをいただく洋風の食事とは違い、汁物などはお皿に直接口をつけて食べるのが一般的ですよね。
そのため、手に持つという習慣に深く関係する手触りの他、口当たりについてもしっかり考えられているのです。
使い方の幅がデザインにも深みを与えている
食器ひとつひとつが、明確に違う使い方をされる和風の食卓。
基本的にお皿を置いたまま食事をする洋風のテーブルとは、食器の持つ役割がそもそも異なると言ってもいいですね。
和食器のデザインにたくさんのバリエーションや深みがあるのは、こうした文化が背景にあることも関係しています。
色や素材、形もさまざまな食器が調和した和風の食卓は、それぞれの器としての使い勝手を追求した結果の産物でもあるのです。
それをふまえると、また一段と深みのある業務用食器の選択ができそうですね。
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