和食器に不慣れな方にもおすすめの有田焼
使い方の幅も広く、とても魅力的な和食器。ただその一方で、扱いが難しいというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
洋食器にしろ和食器であっても丁寧に扱うべき物であることは同じですが、手入れの具体的な方法を考えてみると和食器には特徴的な手入れの仕方がいくつかあります。
お皿に愛着があればそれも苦ではないかと思いますが、業務用の食器として使う場合にはそこまで手を掛けられないという事情もあるでしょうし、そもそも和食器を扱った経験があまりないと不安に感じるのも当然です。
そんな方にもおすすめなのが有田焼です。陶器と比べ、扱いが楽なところも有田焼の大きな特徴のひとつ。和食器に不慣れな方でも安心なのです。
■磁器と陶器の手入れ方法の違い
陶器や磁器にもそれぞれいろいろな種類がありますが、基本的な扱い自体は陶器と磁器で分かれているだけで、種類ごとにはあまり変わりありません。もちろん個体差などもあるので一概には言えませんが、基本的には陶器は陶器のお手入れ、磁器には磁器のお手入れでオーケーです。
・磁器
磁器は陶器に比べると吸水性がほとんどないため、においや色移りなどの汚れはあまり気にしなくて大丈夫。使いはじめも、料理の盛り付けに使うときも、特別なお手入れなどは特に必要ありません。基本的には普通のお皿と同じように洗えますが、柔らかいスポンジを使うことだけ心掛けましょう。
有田焼は磁器の特徴が色濃くあらわれている器ですので、もちろんお手入れもこのように簡単です。
・陶器
土から作られている陶器は、吸水性が高いのが特徴です。事前に処理されているものもありますが、中には使いはじめる前にきちんと「目止め」をする必要があるものも。
目止めというのは、でんぷん質のあるものを使って土の粗い部分を塞ぐこと。お米のとぎ汁などに浸して火にかけ、沸騰したら火をとめて冷まし、洗い流してよく乾かせば目止めは完了です。
陶器の中には逆に目止めがカビやにおいの元になってしまうものもあるので、行う前に目止めが必要な器かどうかきちんと確認しておくことが大事です。目止めをしない場合には、一晩ほど水に浸けておくだけでも効果的。
今ご紹介したのは使いはじめのお手入れですが、陶器を使うときにはその都度、この吸水性のケアをしていくことになります。
陶器の場合、使い続けていく中で変わっていく風合いもまた味であると言われますが、あまり見た目が変わってほしくない場合には毎回使う前に5分ほど綺麗な水に浸しておいたり、さっと水にくぐらせて水分を拭き取ってから使うなどの気遣いが必要です。
この一手間で汚れやにおいをつきにくくすることができますが、慣れていないと少し不便に感じてしまうかもしれません。
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