磁器?陶器?有田焼の種類とふたつの違い
現在の佐賀県有田町で生まれた有田焼。誕生は16世紀までさかのぼり、長い伝統を持っています。日本を代表する焼き物としても有名です。
焼き物というと「陶器」「磁器」などの名称を聞くことがあるでしょう。その違いにはどのようなものがあるのでしょうか。また、有田焼はどちらなのでしょうか。
有田焼は日本最古の「磁器」
陶器と磁器で分類するなら、有田焼は磁器になります。独特の光沢や滑らかな手触りは、磁器だからこその特徴です。
有田焼は日本で最初に作られた磁器にあたります。有田焼が生まれるまで日本には磁器がなく、陶器がおもに流通していました。
有田焼のほか、日本の磁器は美濃焼や波佐見焼もよく知られています。とくに波佐見焼は有田焼と生産地が隣接しており、ともに歴史を刻んできたものとしても有名です。
陶器と磁器の違いとは
陶器の原材料は粘土です。出来上がりは厚めのものが多く、吸水性が高い性質を持っています。あたたかい印象の仕上がりがよく見られます。器もたくさんありますが、置き物でもよく見かけます。たぬきの信楽焼は有名ですね。
いっぽう、有田焼をはじめとする磁器は吸水性がなく、白磁と呼ぶにふさわしい透き通るような白さが印象的です。その白磁の上に鮮やかな絵付けをする技術も発達し、有田焼独特の世界を作り上げました。かつては欧州の王侯貴族に熱狂的な支持を受けたほどです。
陶器と磁器には違いがあり、そして愛したくなる特徴があります。どちらが良い・悪いというわけではなく、それぞれの良さを感じたいものですね。
磁器を代表する有田焼の魅力
有田焼は磁器の代表格とも言える質と歴史を持っています。はるか昔、16世紀から受け継がれる伝統文化として、今も愛好家からの注目は絶えません。
また、最近はライフスタイルの中に手軽に取り入れられるデザインや価格のものや、お手元に届きやすくなる流通経路も増えました。
日常使いの食器やちょっとしたインテリアなど、探せばお好みのタイプが見つかるかもしれません。歴史と伝統をさりげなくライフスタイルの中で楽しんでみませんか。
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