おすすめするならどれがいい?有田焼の3つの種類
近年、注目が集まっている有田焼。
もしも誰かに「何がおすすめ?」と聞かれたら、どう答えるか考えどころです。
有田焼を愛する立場としては「どれも素敵だよ!」が最適解なのですが、そう答えるのも気が引けますね。
有田焼には3つの様式があります。
その様式の中から、好みのものを選んでみてもらうのも良いかもしれません。
今回は有田焼の三大様式についてチェックしてみましょう。
伝統ある3つの様式とは
有田焼の三代様式は、「古伊万里式」「柿右衛門様式」「鍋島藩窯様式」が挙げられます。
いずれも歴史と伝統が受け継がれた見事なもので、有田焼に詳しくなくても、その優れた芸術性を感じることでしょう。
「古伊万里式」は紅や金の絵具をふんだん二使った豪華絢爛な逸品の様式です。
海外でも人気を博しました。
絵具は「染付」「金襴手」とも呼ばれ、華やかなルックスは有田焼の代表格とも言えます。
「柿右衛門様式」は、磁器の特徴である透き通るような白さを余白として充分に残し、色とりどりの絵具を用いて絵画のように花鳥風月の紋様を描く様式です。
多くの品が海外へ輸出され、他国の磁器文化にも大きな影響を与えました。
「鍋島藩窯様式」は、有田焼の発祥地である佐賀の藩主が使う器として、または諸大名へ献上される品として作成され、大きく発展した様式です。
青みがかった地肌や造りは鍋島藩窯様式独特の格調高さを誇っています。
どれが好き?と逆に聞いてみるのもおすすめ
この三大様式はいずれも有名です。
おすすめするときにそれぞれを紹介し、「どれが好き?」と聞いてみてはいかがでしょうか。お好みの様式があれば、その中から選ぼうかな、と思われるでしょう。
もしも選びきれない、迷ってしまう、と言われたのなら、様式に捕らわれず、現代風の自由な感性で作られた近年のモダンな有田焼もおすすめです。
三大様式に比べると比較的リーズナブルなラインナップも多いため、おすすめしやすいのもメリットですね。
幅広い人におすすめできるのが有田焼の魅力
有田焼の三大様式は、高いクオリティと歴史や伝統の深みを感じさせてくれます。
どれを選んでも素晴らしい品であることは間違いありません。
その一方で、現代の最先端の感性を活かしたモダンな品が続々と生まれているのも特徴的です。
歴史と伝統に加え、新しい時代の感性を選択肢に入れられるのも、有田焼の大きな魅力ではないでしょうか。
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