有田焼と波佐見焼って同じもの?歴史とそれぞれの特徴
有田焼と波佐見焼は誕生した時期がほぼ同時で、同じく長い歴史を持っています。
製法が似ていることや産地が近いことから、ほぼ同一のものとして扱われた時期もありました。
近年は「有田焼」「波佐見焼」とそれぞれに分かれ、それぞれの個性を発揮し、いずれも大きな人気を博しています。
なぜ同一のものとして扱われたのか?
有田焼と波佐見焼は、近年まで同一のものとして扱われ、名称も「有田焼」でほぼ統一されていました。
理由としては産地が近いこと、製法が似ていること、陸の流通経路で混ざり合ううちに同一のものと認識されるようになったことなどが挙げられます。
品質はどちらも変わりません。
有田焼も波佐見焼もクオリティの高い磁器であり、日本国内のみならず、海外でも高い評価を得ています。
コレクターも国内外に多く、その人気振りが窺えますね。
また、コレクターだけではなく、一般のご家庭でもよく使われています。
磁器というと「高価なんじゃない?」と構えてしまいがちですが、有田焼や波佐見焼はお手頃価格のラインナップも揃っており、幅広い人のニーズを満たしています。
伝統を感じる有田焼、カジュアル・個性の波佐見焼
有田焼と波佐見焼の違いは、製品の系統にも現れています。
波佐見焼は元来、有田焼と同じく伝統的な紋様や染付が多かったのですが、昨今ではより多くの人が手に取りやすい、カジュアルで個性を重視した、新しいニーズを満たす方向へ舵を切っています。
有田焼は波佐見焼のように新しい風を取り入れる一方、伝統を重視するスタンスを崩していません。
「有田焼と言えばこの紋様!この色!」と言われるような、鮮やか色彩、優美な紋様が以前から変わらずに愛されています。
最近では波佐見焼にも注目が集まり、有田焼同様に多くの人に愛好されるようになりました。
有田焼とは違った雰囲気のルックスや、有田焼と似た製法だからこその手触りや品質が人気のようですね。
どちらも優れた磁器として愛用できる
伝統美の有田焼、新しい感性を感じる波佐見焼。
それでいて有田焼にも新しい感性が息づき、波佐見焼には伝統美が受け継がれています。
今はどちらも手軽にライフスタイルに迎えられるようになりました。
歴史と伝統、そして新しい感性を贅沢に楽しめる優れた磁器です。
生活の潤いに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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