有田焼と波佐見焼は兄弟のように歴史が重なる
有田焼は昔から有名ですが、よく似ていると言われる焼き物で、最近は波佐見焼も知名度を上げるようになりました。
しかしこの波佐見焼、実は有田焼と同様の長い歴史を持っているのです。
まるで兄弟のように寄り添いながら歴史を重ねてきた有田焼と波佐見焼には、それぞれ似て非なる魅力があります。
有田焼と波佐見焼の発祥
有田焼は日本がまだ磁器の技術を確立していなかった1580年頃、朝鮮から伝わった技術です。
またたく間に評判が広がり、すぐに海外でも高い評価を得るようになりました。
そして波佐見焼ですが、実は有田焼と同じ長さの歴史を持っています。
波佐見焼が産み出される波佐見町は、有田焼の生産地である有田町とほぼ隣り合わせです。
同じ頃に同じ技術で磁器が作られ始め、それが有田焼、波佐見焼となったのです。
波佐見焼は近年まで有田焼として扱われていた
生産地が近いということからか、波佐見焼は有田焼として認識される機会が多く、長い間、その名前をあまり知られることがありませんでした。
もちろん品質や芸術性は有田焼という名称にふさわしく、決して後れを取るようなものではありません。
有田焼独特の実用性と芸術性を兼ね備えた磁器として、長く歴史を重ねてきました。
しかし近年、産地を明確にすることが義務づけられたことがきっかけで、波佐見焼は多くの人に知られるようになります。
有田焼とはまた趣が違う方向性を打ち出したこともあり、スタイリッシュでモダン、かつ入手しやすいという点で、幅広い層の人に認知されることに成功しました。
とくに若い人への求心力は高いと言われます。
有田焼と波佐見焼は、これからもお互いの美点を伸ばし、多くの人へ良質な磁器をお届けすることでしょう。
それぞれの魅力が生活を彩る
有田焼、波佐見焼は、同じ道を歩みながらも違う方向へと向かった磁器の種類です。
いずれもそれぞれにしかない魅力があり、皆様の生活を豊かに彩るお手伝いをします。
どちらもお手元にあれば便利に、そして楽しい気持ちでお使いいただけます。
ぜひお気に入りのひと品を見つけてみてくださいね。
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